TEDxSapporo Partners’ Stories Vol.3
2019.10.22
こんにちは、オーガナイザーの鈴木です。今回はTEDxSapporoに2013年から協力してくれている方を紹介します。
コーヒー屋さんを始めて21年。素晴らしいコーヒー豆を追い求めアメリカへ、現地とやりとりして気がついたことは、安い値段で買い叩かれる生産者の存在。日本とアメリカの往復を繰り返していくうちに結果的に美味しいものを提供できなくなる小さい生産者を見て、5年の歳月をかけグアテマラのオークションで直接落札をして仕入ができるようになったそうです。
そんなスペシャルなコーヒーを焙煎して、TEDxSapporoの休憩時間にそっと優しい時間を提供してくれているのが、いわい珈琲の岩井貴幸さんです。
TEDxSapporoとの関係性について
もともとTEDの動画に興味を持ち様々な動画を見ていて、その延長線上のネットサーフィンで発見したのが、TEDxSapporo。発見した瞬間、コーヒーとか、会社とかではなく、TEDxSapporoの動きに連動して何かできないかと考えて、コンタクトを取ってくれたそうです。岩井さんは、コーヒーをただ飲み物として提供しているという意識ではなく、スピーカーや参加者が、次に行くお手伝いができればという考えで行動してくれています。残念なことに、プレゼンテーションは観れると思ったら意外に見れないけど、休憩コーナーで学生さんやスピーカーさんを観て色々刺激を受けているそうです。岩井さん、いつもありがとうございます。
コーヒーを使ったアクティビティ
2014年、私が本場TEDカンファレンスの会場を見たり、参加したTEDActiveに刺激を受けて始めたのがネットワークセッションのアクティビティコーナーです。とにかく参加者同士もっと交流を促したいと考えチーム内でいろんなアイデアを出し合いました。そんな中、岩井さんの協力もあって実現したのが、「ワールド フレンド ハント (World Friend Hunt)」旅行や出張などで訪問した足跡を世界地図に残し、自分の好みにあった様々な種類のコーヒーを飲みながら、周りの人と会話をするアクティビティです。参加者の皆さんはコーヒーを飲みながら会話を楽しんだり、記念写真を撮ったり思いおもいに利用していました。
岩井さんよりメッセージ
自分がやっていることは、素晴らしい素材を集め、それを提供すること。その先に、相手がどのように活用するか、どのような体験を提供するかそんなハブになっている感覚です。
コーヒーが好きで、自分を介して人に届けていく、自分のやりたことをやって、人に評価してもらったらそれはとても幸せなことです。
これからもTEDxSapporoに関わっていきたいと思います。