フリーランステレビディレクター/ライター
雑誌編集者を経て、1994年にNHK札幌放送局アナウンス制作部に入局。95年から、NHK厚生文化事業団が創設した「福祉リポーター」道央地区担当となり、高齢者福祉を中心に取材を始める(以降、障害者福祉他にも範囲を広げる)。
99年にNHK札幌放送局からuhb北海道文化放送へ移り、福祉をもっと当たり前に、楽しく、分かりやすく紹介したい!と、ミニ番組企画を提案。
その企画が通り、2001年4月〜2014年3月の足掛け13年間、ユニバーサルデザインPR番組「石井ちゃんがゆく!(後に「石井ちゃんとゆく!」)」の制作を担当。週一回計689本を放送。面白く、親しみやすい石井雅子リポーターのユニークなキャラと共に、“これまでにない「福祉番組」”と評価される。
福祉住環境コーディネーター2級。
情報を短くシンプルに伝えるノウハウを伝授する「ビジネスプレゼン」講師としても活動。
NPO法人コバルト・クロス・カムイミンタラ 理事長
宮城県沖地震が発生した1978年、宮城県小野田町(現・加美町)に生まれる。
高校までを宮城で過ごし、進学のため北海道に渡り、國學院大學北海道短期大学部、北海学園大学と進む。その後、道内の放送局において番組編成制作として10年間勤務。
2011年、午後3時からの生放送の準備中に東日本大震災が発生した。
震災から2ヶ月後、放送局時代の縁で繋がりのあった東川町の有志とともに宮城県女川町と石巻市に入り、当時大きな問題のひとつであった腐敗による悪臭・害虫大量発生の駆除にあたる。
作業中、現地でみまわれたトラブルにより、支援する側、される側の間に立つ人間の必要性を痛感。北海道に戻ったのち、東川町の有志や賛同者とともに、2012年、NPO法人コバルト・クロス・カムイミンタラを設立。
全国各地から被災地に向けた”まごころ”の橋渡しをコンセプトに、企業誘致、特産品のピーアール、地場産品を活かした新商品の開発などをサポートしている。
現在、両道県に住居を構え、行き来する日々を送っている。