SPEAKERS

TEDxSapporo 2018

橘川 幸夫

メディアプロデューサー
株式会社デジタルメディア研究所代表取締役

文学を学んでいた大学時代、立ち寄ったロックコンサートで出演者と観客が立場をこえて一体となり、場をつくっていたことに魅了され、読者参加型のメディアを着想。在学中だった1972年に音楽投稿雑誌「ロッキング・オン」を創刊する。
1978年には全面投稿雑誌「ポンプ」を創刊。読者の投稿に他の読者が返信できるなど、紙面をつうじた双方向コミュニケーションを実現。現代のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)のような仕組みを開発し、参加型メディアの礎を築く。
2013年からは街を舞台にしたソーシャルフェス「未来フェス」を開催している。
著書に『暇つぶしの時代』(平凡社)、『ロッキング・オンの時代』(晶文社)などがある。

黒沼 玲亜

女子高生クリエイター
市立札幌大通高等学校 3年

中学生のころ、学校生活に生きづらさを感じ不登校を経験。
自分の生き方や個性を大切にしながらできることを模索していたところ、フィギュアスケーター羽生結弦氏の演技を見て人に感動を与えられることをしたいと思うようになり、関心のあった漫画を探求しはじめる。
2017年には、集英社「マーガレット」のコンテストに入賞。出版社の協力のもとプロデビューを目指している。
さらに、文部科学省が中心となり展開する留学支援キャンペーン「トビタテ!留学JAPAN」を利用して渡航したカナダでの映画制作や「札幌市立高校プレゼンテーション大会」の運営などを通じて、社会とのつながりをつくりながら、日々可能性を広げている。

SHOW-GO

ヒューマンビートボクサー

中学生のときにYouTubeで見たビートボックスの動画に魅了され、独学で技術を習得。さまざまなビートボクサーの動画を見ながら腕を磨く日々をすごす。
2017年には「Grand Boost Championship」で日本チャンピオンとなり、「AsiaBeatboxChampionship2017」に日本代表として出場。3位という成績を収める。
2018年には、スイスで開催された世界大会「Grand Beatbox Battle」のYouTube動画予選を1位で通過し、本大会への出場権を獲得。日本人としてはじめて本大会の予選を勝ち上がり、決勝トーナメントに進出。ベスト8という成績を収める。
ビートボックスや映像を通じて自分らしい音楽を表現していきたいという思いから、YouTubeでの動画配信をはじめ、札幌から全国、さらには海外まで活動範囲を広げている。

新田 のんの

マラソン・ノルディックスキー選手

北海道札幌市出身。
先天性の神経芽細胞腫(小児がん)により足に障がいを持って生まれる。
病院の先生に紹介されたことをきっかけに2005年から車いすマラソンをはじめ、スポーツに魅了されるようになる。
国民体育大会など、数多くの大会で好成績をおさめていたことが目に留まり、2015年からクロスカントリースキーと、ライフル射撃を組み合わせたバイアスロンに挑戦。
2017年に出場した「ワールドカップ札幌大会」では両種目で4位入賞を果たすなど着実に実績を積み重ね、2018年には「平昌パラリンピック」への出場を果たす。
また、美術教諭を目指す一面もあり、同年4月には三岸好太郎美術館にて個展を開くなど、芸術家としても精力的に活動している。

村上 祐資

極地建築家

「日本で一番火星に近い男」と呼ばれている極地建築家。
人類が宇宙空間に移住して生存できるのかを検証するために建てられた「バイオスフィア2」を見て、極地に建てられる建築物に興味を持つようになる。
また、自ら極地の暮らしを体験することで厳しい環境にあう暮らし方を踏査している。
2008年に第50次日本南極地域観測隊に越冬隊員として参加。昭和基地で地球物理観測に従事。
2013年には、長期火星模擬居住実験Mars160に参加。副隊長として、米ユタ州ウェイネ砂漠のMDRS(火星砂漠模擬実験基地)および北極圏デヴォン島のFMARS(フラッシュライン火星模擬実験基地)で模擬火星生活を送り、2017年に実験を完遂。
続く2018年のMDRS Crew191 TEAM ASIAでは隊長を務めた。

角五 彰

分子ロボット研究者
北海道大学大学院理学研究院・北海道大学大学院総合化学院/准教授

東京都生まれ。
鳥や魚の群れなど、美しく整って動くモノや群れて動くモノに興味を持ってすごす。
千葉県立佐倉高校を卒業後、北海道大学に進学。細胞の運動や筋肉の収縮に関与する生体分子モーターに出会い、化学エネルギーを運動エネルギーに変換するメカニズムについて研究。
同大学の修士・博士課程では、生体分子モーターを組み上げることにより化学エネルギーで駆動する世界最小の動力装置を開発。
2011年に北海道大学大学院理学研究科准教授就任。現在は生体分子モーターを駆動力とした分子ロボットの開発に力を入れる。
主な受賞歴として、2012年に科学技術分野文部科学大臣表彰若手研究者賞、2016年には高分子学会学術賞がある。

山本 愛優美

超学校祭プロデューサー
北海道帯広柏葉高等学校 3年

中学生のころ、海外で飲食店を経営している親戚と話したことをきっかけに学校だけが世界じゃないことを知り、漫画「銀の匙」を通じて強い関心を持った起業を志すようになる。
高校への進学後、学業に励みながら個人事業主としてNexsterを創業。帯広で活躍する10代への支援を中心に、イベントや事業の立ち上げに関するコンサルティング業務、マーケティングデータに基づく新事業の提案業務に従事している。
さらに、学校の垣根を超えて帯広の高校生が街で学校祭を開くイベント「超学校祭」を主宰。高校生と地域の商店街が作る新たな形の学生イベントとして、地域活性化にも貢献している。

出合 祐太

野球人材育成家
一般社団法人北海道ベースボールアカデミー代表

北海道富良野市在住
“野球漬け”の毎日をすごしていた17歳のころ、青年海外協力隊の隊員として野球を教えていた人の記事を読み、隊員になることへのあこがれを持つ。
2008年から2年間ブルキナファソに赴任。野球不毛の地で野球を知り、プロになりたいという夢を持つようになった若者をサポートするべく、在任中の2008年12月にNGO団体「ブルキナファソ野球を応援する会」を設立。2013年にはプロ野球を目指す選手を日本に招聘。四国アイランドリーグのチームに輩出するなどサポートを続けている。
2016年9月には、「一般社団法人北海道ベースボールアカデミー」を設立。野球を通じて選手のあらゆる可能性を育て、チャレンジすることの大切さを伝えている。