公立はこだて未来大学システム情報科学部教授
電気通信大学(計算機科学)、ハーバード大学大学院(教育学)、東京大学大学院(認知心理学)で学ぶ。
コンピュータと教育、認知科学の幅広い視点から、コミュニケーションや人材育成、ネットワーク形成などを促進する活動を行っている。
東京から函館に移住して十年超。気候・食・文化の豊かな函館に魅了される。公立はこだて未来大学および日本科学未来館の設立計画策定に携わり、設立後、大学では教授、科学館では副館長(2003年〜2006年)を務める。
地域密着型の一連のイニシアティブを開始。2008年には函館における科学コミュニケーション促進と科学リテラシー向上のためのボランタリー組織「サイエンス・サポート函館」を立ち上げる。産学官民連携を推進し、地域ブランド商品を研究開発する「函館ハーブ研究会」を2010年に発足。2014年より日本放送協会(NHK)の経営委員も務める。
代表著作は、『理系女子的生き方のススメ』(岩波書店)、『「未来の学び」をデザインする―空間・活動・共同体』(東京大学出版会)など。