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TEDxSapporo 2024 動画公開のお知らせ

2024.12.20

2024年10月27日(日)に開催した TEDxSapporo 2024 の動画がついに公開されました!
今年のテーマは KODAWARI ~Extraordinary passion~。個性豊かなスピーカーたちがそれぞれのこだわりを通して私たちの目の前の人生や生活を豊かにするためのアイデアを語ります。多岐にわたるトピックが詰まったトークは、あなたの価値観を広げるきっかけになるはずです。ぜひチェックしてみてください!

木箱

音が紡いだ未来

電子音楽ユニット「木箱」は、結成から20年以上、電子音と生楽器、自然音を融合した独自の音楽スタイルを追求してきました。音楽活動が大きく制限されたコロナ禍には、札幌市から栗山町へ移住。都会の情報過多な環境が、いかに本来見るべきもの、聞くべき音を遮っていたかを実感しました。しかし、一歩踏みだして新しい世界に飛び込むのは勇気がいること。木箱の二人は、音楽を通じて挑戦する人々の背中を押したいと話します。演奏するのは、20年の軌跡と今伝えたいことを表現した新曲です。

金子 周平

ビー玉が溢れるアトリエ

おもちゃ作家の金子周平は、一軒家をまるごとおもちゃのアトリエに改装しました。見た目が美しく、動きが面白く、素材に多様性のあるビー玉がテーマです。木工技術を専門的に学び世界観はどんどん広がっていきました。自分が目指しているのは、ただのエンタメではない。訪れた人をワクワクさせ一緒に進化できるアトリエだと語ります。

大澤 夏美

ミュージアムグッズがつなぐ私と博物館の物語

ミュージアムグッズ愛好家の大澤夏美は、学芸員の資格取得を目指した事から博物館学の魅力に触れ、大学院では博物館経営論を研究しました。もともとの雑貨好きもあり、ミュージアムグッズの研究に注力。本流とは違うと疑問を呈されつつも、コロナ禍で困窮するミュージアムに寄り添い続けました。研究者というより愛好家、「ミュージアムグッズLOVER」なのだと笑う、彼女の情熱に触れてください。

熊田 理恵

命の使い方

酒屋5代目の熊田理恵は、命の尊さを考えるようになったのは頭に病気を抱えて生まれてきた娘のおかげだと語ります。2024年、父の死を通して、生き様と死に様を考えるようになり、「ギブ&テイク」ではなく「ギブ&ギブ」で生きる事を学びました。多くの人が心からありがとうをたくさん伝えられるようになったら、世界はもっと平和になるのではないかと命の使い方を語ります。

若菜 勇

阿寒湖のマリモー「神秘の生物」から「世界の宝」へー

マリモ研究者の若菜勇は30年以上にわたってマリモの研究を重ねてきました。 マリモにはどんな種類があるのか?世界中のどこに住んでいるのか?阿寒湖のマリモはなぜ丸くなるのか? 地道な研究の積み重ねによって、謎に包まれたマリモの生態が解明されていきます。そして、阿寒湖のマリモの特異性は、湖を中心とした様々な環境と関連していることが明らかになりました。 若菜は、「ボトムアップによって、それまで想像していなかった新しい価値を生み出すことができた」と振り返るとともに、「私たちは新たな取り組みを続けていかなければならない」と研究への熱意を語ります。

高田 礼人

ウイルスと向きあう

ウイルス研究者の高田礼人は、エボラウイルスをはじめとする人獣共通感染症の専門家として、発生源と疑われるコウモリの捕獲と解剖、分子レベルでのウイルスの実験、感染の予防・診断・治療法の開発まで、あらゆる領域に携わっています。記憶に新しい新型コロナウイルスについては当初、”一般的なウイルス”として感染の拡大、長期化、収束を予測していました。しかし、その後の社会の状況をみて心底ガッカリすることに。今後もパンデミックは起こりうるもの。だれもが「プチウイルス学者」になることが一番の対策になるといいます。こちらはその第一歩にもなるスピーチです。

満島 てる子

目の前の誰かを大切にしよう

7丁目のパウダールーム店長でゲイの女装活動家の満島てる子は、子供の頃から自分の素直な気持ちを家族にも友人にも隠してきました。大人になりウソをつき続けることに耐え切れなくなった時、諦めなくていい、今の自分のままでいいと、背中を押してくれる人に出会います。LGBTQの当事者や支援者が一緒に街をパレードする「札幌レインボープライド」。フィナーレで「目の前の誰かを大切にする事」こそが社会を変えると確信。小さなアクションは誰かを確実に救うと語ります。

TEDxSapporo 2024 PlayList

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