分子ロボット研究者
北海道大学大学院理学研究院・北海道大学大学院総合化学院/准教授
東京都生まれ。
鳥や魚の群れなど、美しく整って動くモノや群れて動くモノに興味を持ってすごす。
千葉県立佐倉高校を卒業後、北海道大学に進学。細胞の運動や筋肉の収縮に関与する生体分子モーターに出会い、化学エネルギーを運動エネルギーに変換するメカニズムについて研究。
同大学の修士・博士課程では、生体分子モーターを組み上げることにより化学エネルギーで駆動する世界最小の動力装置を開発。
2011年に北海道大学大学院理学研究科准教授就任。現在は生体分子モーターを駆動力とした分子ロボットの開発に力を入れる。
主な受賞歴として、2012年に科学技術分野文部科学大臣表彰若手研究者賞、2016年には高分子学会学術賞がある。